リニューアルしました

将棋の羽生名人が対局の前に扇子に記した文字のうち「一意専心」(ほかの事を考えずそのことだけに心を集中させること)というものがあります。

棋界を一身に背負う名人への応援の気持ちを込めてこの題名に変えました。

ただし、ブログの内容はこれまでどおりになると思います。

今後ともよろしくお願いします。

工夫すればIT端末は活用される

千葉市の中心部に「ちば・チャンネル」というタッチパネル式情報端末が設置されている。

http://www.chiba-tv.com/sunday/0412.html

千葉市が設置。地元業者や業者が情報を配信。利用者は、画面から情報を得ることはもちろん携帯電話をかざして情報を取得することもできる。

具体的には、画面から飲食店リストをを表示、携帯電話をかざすとお店情報、地図、クーポン券などを取得。という具合だ。

タッチパネル式46型液晶ディスプレー3台、115型の大型LEDディスプレーも1台をNTTドコモが受託した。
利用件数も1日平均1500回。ほとんどがお店情報で街の活性化につながると関心が高まっている。

本市やそれ以外の市も情報端末機をあちこちにばらまいたが成功とはいえなかった。
しかし、ちばチャンネルは工夫をしており、商業者が情報を自由に更新できるようにしており新製品、セール情報などが頻繁に更新されている。
更新すると画面の最上位に表示されるため競って情報を入力した。

今後は、商店街単位で利用説明会をしたり参加企業を増やすなどを考えているとのこと。

ハードだけでは、人は使わない。使わせるための工夫が大切ということだ。

(参考:日経MJ 8月24日)

過去最高の失業率。状況が厳しくなろうとも公務員がありがたい。

http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/pdf/05400.pdf
失業率過去最高の5.7%
ニュース番組の中では、景気回復のテンポが緩やかなため今年度中までは6%近くまで上昇し、それ以後に回復傾向となるかとの見通し
こういった雇用状況の悪化から公務員試験の申込も増加傾向である。

http://www.jinji.go.jp/kisya/0908/sanshumoushi21.htm
国家公務員Ⅲ種 申し込み状況 1.8%増

http://www.jinji.go.jp/kisya/0908/nishusaigo21.htm
国家公務員Ⅱ種 合格者 昨年度に比べ倍率がUP


しかし、公務員の給与・評価の厳しさも増してきている。
http://www.jinji.go.jp/kankoku/h21/pdf/21setumei.pdf
人事院勧告 民間給与との差を減額する等の提言

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jinji/jinji_d.html
国家公務員の人事評価


給与条件が厳しくなろうとやはり終身雇用がほぼ約束されている公務員の人気が高いということではないだろうか。

市役所職員10人が、「鳥もつ煮」を全国ブランドに

http://www7b.biglobe.ne.jp/~torimotsu/

甲府市の「鳥もつ煮」を全国ブランドにするため30代の甲府市職員が「みなさまの縁をとりもつ隊」を設立。
HP、ゆるキャラ、イベント出場などでがんばっている。

公務員のボランティアだけに苦労も多いという。
来年はB−1グランプリ(B級グルメの祭典)への参加を目指す。


http://osaka.yomiuri.co.jp/university/society/20090714-OYO8T00477.htm
篠山の赤じゃが

黒豆、ぼたん鍋で有名な篠山だが、さらに赤じゃがで勝負する。


篠山市甲府市も自らブランドを生み出し、売り込んでいこうとする。そういう努力が行政にも必要だと思った。

(参考:日経MJ 8月24日、読売新聞)

ネットを利用した図書館の新サービス

http://ml.naxos.jp/

音楽CDを貸し出す代わりにインターネットから音楽配信する「ID」を貸し出す公共図書館が増えている。
ナクソス・ジャパンが運営する「ナクソス・ミュージック・ライブラリ」の図書館向けサービス。

岐阜市立図書館、高山市図書館、長野市立図書館、飛騨市立図書館、千代田区図書館などで実施されている。

具体的には、ナクソスがネットを通じて音楽を配信、そのアクセス権を図書館が購入しアクセスに必要な「ID」と「パスワード」を
利用者に貸し出す。

CDを扱うと購入費のほか紛失、破損、延滞者への対応が必要であったが、5アクセス分・年額10万5000円かけるだけですべて解消されたとのこと。CD購入コストだけで50万曲
のアクセス権が得られるのだから費用対効果もばっちりだ。

(参考:日経パソコン8月24日号)

エンカレッジスクール

エンカレッジスクールというのがある。

http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr090814e.htm
東京都のHP

これは、中学までの学習が不十分な生徒に、基礎・基本の学び直しを勧める都立高校のことをいう。
エンカレッジスクールの指定を受ける前は、かつては教育困難校で年間100人以上の退学者が出ていた学校もあった。
指定後、生活指導を徹底させたことで中退者が減り、入試の倍率もアップした。

これにならい、埼玉、神奈川、千葉でも同様の学校が表れているという。
カリキュラムも工夫をこらしており、国英数は1コマ30分。クラスは2人担任制。少人数、習熟度別授業では小学生レベルの算数も教える。
授業料を完納しないと卒業できないのでアルバイトの紹介もする。

最低限の学力保障ということからこのような学校のとりくみが公立中学校でもできればいいのにと思った。

(参考:8月24日日経新聞 朝刊25面)