総合計画の波紋

兵庫県西宮市は2008年5月に発表した次期総合計画案において、全学校への太陽光発電パネルの設置と公共施設の壁面緑化を推進することを明らかにした。総合計画は西宮市の長期的なまちづくりの基本的方向と、事業、施策を総合、体系的に示すもの。

2008年度に期間満了となる第3次西宮市総合計画に続く次期総合計画案では、今後のまちづくりで先導的な役割を持つ5つのリーディングプロジェクトを挙げており、この施策はその1つ。2003年12月に「環境学習都市」を宣言した西宮市の環境問題への取組みを特徴づけ、効果的に推進するもので、児童、生徒、市民が身近な場所で環境の大切さを認識し、自主的に環境学習や環境保全活動を行うことをめざしている。

他の4つのリーディングプロジェクトは、多世代がふれあい交流するプログラムの策定、市民ふれあいの森の整備、スポーツ施設の整備、ウオーターフロントの整備。西宮市は2008年5月29日から6月30日までの間に次期総合計画案へのパブリックコメントを募集し、西宮市総合計画審議会での審議(同年7月から10月まで)の資料とする。

*あくまでも計画案のためコメントはしないが正直、総合計画にはさほど関心はなかった。今度、市長公約と総合計画案との対比をしてみよう。