エアコンは、ぜいたく品か?

 ようやくわが職場でも冷房がはいり、娘のいる保育所では水曜日からシャワーが始まる(冷房はすでに稼働中)。梅雨入りし気温も湿度も上がり不快感もウナギのぼりだ。

 ある中学校の保護者から「こんな暑い教室で勉強をしていたら体調を崩してしまう。何とかしてほしい」という苦情があった。関係課にわが市の学校園の空調整備の状況と整備されるまでの間、どんな対策が講じられるのかを聞いてみた。

 すると順次、整備予定であり、その間は、学校対応となるが、おそらく教室には扇風機に使うコンセントもないであろうとのことだった。

 アラフォーの自分にとっては、冷房はありがたいが身体が冷えすぎると体調を崩してしまう。人それぞれ好みの温度があるから仕方がない。自分の学生時代を振り返るとよく冷暖房のない中、がんばれたものだと思う。

 何年か前に、生活保護世帯がエアコンを所持したことに対して自治体が基準オーバーだとして認めず裁判になった例があった。
 新聞記事でしかみてないので要旨はわからないが、市が敗訴したはずだ。もうすでにエアコンは、ぜいたく品ではなく標準装備になったということだろうか。芦屋市や宝塚市は、すでに完備されているらしいが学級数が少ないから可能なのであってわが市では一朝一夕にはできない。

 ひ弱になった学生が多いと嘆くべきか、時代の流れか?