自己申告書について考える

自己申告書は、活用するべき

「仕事と上司(部下)は選べない」といわれるが唯一、自分の言い分が主張できるのが「自己申告書」である。年に1回(12月)提出、次回の4月の人事異動に反映されるもので1回提出すると効力は1年度あると聞く。
昔は、提出すると「いまの職場に不満があるのか」とか、「辛抱が足らない」とか批判的に見られていた。しかし、自分に限れば提出したことのないのは新人で配属された職場だけでそれ以外の職場では「自己申告書」を出しているし「上司への異動相談」もしている。いまのところ、そのことによるデメリット(メリットも)は、さほど感じていない。
また、そうすることでかえって今の職場では手を抜けない。手を抜くと「あいつは異動希望者だから」と白い目で見られそれこそ申告書がマイナスに作用する。
仕事を真摯にやりたいと思うからこそ相談するのである。職場での適性、業務の適性は2,3年やれば大体わかるものだ。今後、行政マンとしてやりたいこと・やってみたいことも出てきて当然だと思う。もちろん、主張する以上、やるべき義務もはたさなければならない。上司は、いまの職場への影響は考えてくれるが職員一人一人のキャリアや次の職場への配置は考えてくれない・・・場合が多いと思う。だから、定期的に自己主張する必要がある。