ITホワイトボックスは、名番組だ

 たまたま、みかけたTV番組であるが非常にわかりやすい。”メールアドレス”を説明するために「IPアドレス」とは?「.jp」とは?「root」とは?から解き明かす。これまでネットワークの雑誌を読んだがいまいちわかりにくかった。この番組で何の苦もなく理解できた。

 たとえば、abc@nhk.or.jpというメールアドレスがあったとする。@nhk.or.jpがDNSドメインネームシステム)といい、nhk.or.jpを変換すると133.12x.5x.28というIPアドレスになる。このIPアドレスが世界中でメールをやりとりするための電話番号の役割をしているという。

 さらに・jpとは、当然、japanの意味だがたった2文字で日本という国を表すということはとてもすごいことらしい。jp=日本を最初に決めたのは日本らしい。アメリカは.comや.eduなどだそうだ。かつて慶応大学の村井先生が.jpを管理していたという。.jpというメールアドレスは、.jpのDNSサーバーが管理をしているということを指し示している。.JPのメールが来ると必ず.jpのDNSサーバーを通ってIPアドレスに変換をする。(電話番号を教えてくれる)

 なんと、.jpのDNSサーバーがTVで放映されていた。もちろん、ただのPCだが、これがダウンすると.jpのメールやHPのすべてが止まってしまう。

 ドメイン名はツリー状になっている。たとえば、.jpは、orやacやneに枝分かれしていく・・・。こうすることで43億とおりのメールアドレスをうみだす。このように枝分かれの一つの頂点の一つがrootという。ちなみに日本のrootサーバーは世界の13番目であるMのルートサーバーであるがそのMとは、村井先生のMというから驚きである。

 現在のしくみでは、もう数年でIPアドレスは、なくなるらしい。
 こういう番組を見るとさすがNHKと思う。


 プログラムを覚えることもすばらしいスキルであるが、今後は、ネットワークの知識が重要になると思っている。もちろん、マクロや関数をたくさん知ることは大事である。しかし、セキュリティーや認証の仕組みを知っておかないとシステムの構築は難しいと思う。プログラムはcobol,java,c言語,linax等々種類が多すぎる。ぼちぼちがんばりたい。