きづきが大切

 何事においても「きづき」が大事だと思う。「きづき」とは、特別な定義語ではないかもしれないが、自分の解釈は「自分を動かすきっかけとなる思い・感覚」であろうか?

 新聞を読んでいても、「学校に太陽光発電を導入促進・・・」とあると「本当にエコなのか?導入コスト、メンテナンスコストと高熱水費の節減効果を比較すると果たしてペイするのだろうか」と思うし、

 政党のマニュフェスト比較をみるとある政党は「幼児教育の無償化」をいい、ある政党は「子供応援手当て月額2万6千円!」という。国のムダを削ぎ落とすことができれば可能かもしれないがそれができていればとっくに今は、もっとましな世の中になっている。まあ、どちらも無理だと思う。

 誰かが言ったから、新聞にあるから、みんながいっているからではなく、本当にそのとおりになるの?とごく自然に疑問や好奇心がわく。それが原動力となって調べてみたり、さらに人に聞いたり、等々をするといろんなことが見えてくる。

 気づいたらまた、元に戻っていることもある。しかし、回り道もムダではない。
 いわれたらそのことだけやっておしまいではなく、そこを出発点としていろいろ知りたいことが、湧いてくる。
 それが、きづきであり、それがあれば仕事も趣味も苦痛でなくなるのではないかと思う。
 何歳になってもそんな気持ちをもてたらいいなという自分の願いである。