天才は10歳までにつくられる①
いま、はやりの横峯氏の本を読んでいる。本市では広田幼稚園が横峯式を平成17年から取り入れている。
蔭山先生や横峯園長の本に共通するのは、教育を自分のイデオロギーを基に語るのではなく、子どもたちが本来生まれながらに持っている力を引き出そうとしているところが共通しているように思う。
子どもができるまでは、教育に対する興味が持てなかった。それは、教育というと何かと愛国心、日の丸、詰め込み教育、ゆとり教育・・・がとりだたされ、教育問題というよりイデオロギーのぶつかり合いという思いを持っていた。
そんなとき百ますで有名な蔭山先生の「本当の学力をつける本」を読んで目から鱗が落ちる思いがした。「早寝・早起き・朝ごはん」「テレビやゲームは控える」「よく睡眠をとる」等々
- 作者: 陰山英男
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/03
- メディア: 単行本
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聞けば当たり前だが、とても大切なことを説いている。また、基本の反復練習によって子どものやる気や応用力をはぐくむというのも当時ではとても斬新な考え方だったように思う。
百マスブーム以後、各学校で10分の書き取り、読書、計算などの時間を設けるようになったし、文科省も「早寝・早起き・・・」を推奨するようになった。
テレビ番組で一気に評判となったヨコミネ式も同じことがいえる。いくつかのポイントがあるが、根幹は「子どもとは、大人が少しやる気のスイッチを入れてやるだけで驚くことをやってのける力がある」というものだ。
朝は、最初にかけっこをさせたり、逆立ちをさせると体力がついたり姿勢がよくなるという効果があり、さらに逆立ちから逆立ち歩行、ブリッジと自分たちで遊びだすという。
猿まねだが、少しずつうちでも取り入れて試行している。
さらに、自分自身にも試している。たとえ10歳は過ぎていても何かしらよい効果が得られるはずという思いからである。
壁によりかかっての1分間倒立、自転車通勤など(効果が出れば、さらに紹介したいものもあるが今回はいわない)やってみるとおもしろいような気がする。