工夫すればIT端末は活用される

千葉市の中心部に「ちば・チャンネル」というタッチパネル式情報端末が設置されている。

http://www.chiba-tv.com/sunday/0412.html

千葉市が設置。地元業者や業者が情報を配信。利用者は、画面から情報を得ることはもちろん携帯電話をかざして情報を取得することもできる。

具体的には、画面から飲食店リストをを表示、携帯電話をかざすとお店情報、地図、クーポン券などを取得。という具合だ。

タッチパネル式46型液晶ディスプレー3台、115型の大型LEDディスプレーも1台をNTTドコモが受託した。
利用件数も1日平均1500回。ほとんどがお店情報で街の活性化につながると関心が高まっている。

本市やそれ以外の市も情報端末機をあちこちにばらまいたが成功とはいえなかった。
しかし、ちばチャンネルは工夫をしており、商業者が情報を自由に更新できるようにしており新製品、セール情報などが頻繁に更新されている。
更新すると画面の最上位に表示されるため競って情報を入力した。

今後は、商店街単位で利用説明会をしたり参加企業を増やすなどを考えているとのこと。

ハードだけでは、人は使わない。使わせるための工夫が大切ということだ。

(参考:日経MJ 8月24日)